をれをずブログ

あええええばぶばぶ

雑記

ヘルニア奮闘記1 恐怖!ヘルニア神宮編

六月二十二日。その日付を今でも覚えている。初夏のような、暑いけれど日陰が爽やかな晴れの日だった。 そのころ私は全てで忙しくて──そう、全てで忙しかった。当時、修士二年だったが、無能故、授業がそれなりに残っていたのに加え、六月後半から七月後半の…

御卒業センチ

人とあまり関わってこなかったし、関わった同期はもうみんないないから、卒業なんてどうでもいいと思ってたけど、意外と寂しいもんだね。 曲がりなりに7年もいたからかな。夢まで見てしまったよ。高校と大学の中間みたいなところに、謎の施設の人たちが加わ…

椎間板ヘルニア奮闘記4 寛解編

九時に予約した検査に、九時発の列車で向かう。怠惰の朝は遅い。おまけに駅を一つ乗り過ごした。十五分過ぎて、病院に着いた。今日はヘルニアの経過観察で、経過が良ければこれで治療は終わりになるという話だ。 検査室へ向かう途中、入院の受付を通り、そう…

忘年会

年の暮れ、私は関わりの薄い人たちとの忘年会に参加する羽目になった。 羽目になった、というのは変な言い方だが、本当に、参加する気はなかった。というのも、参加者の半分は知らない人で、もう半分はよく知らない人だからだ。忘年会の報せを見て、はじめは…

椎間板ヘルニア奮闘記3 ヘルニコア投薬編

投薬当日。入院手続きを終え、病床に着く。時刻は10時頃。11時頃に投薬の可能性が高い、ということで、すぐに点滴の準備をすることになった。 前腕の側面の血管に針が刺さる。この瞬間も痛いが、点滴の辛いのは、痛みが続くことだ。針でぐるぐる掻き混ぜられ…

椎間板ヘルニア奮闘記2 ブロック注射編

※2から始まってるのは仕様で、気が向いたら1を書きます(昔配信で話した内容です)。 色々あって腰椎椎間板ヘルニアを患っている。治療のため、紹介状を持って隣町の大きな病院へ行った。 MRIとレントゲンのデータを持っていったので話はとんとん拍子で進み…

「生きていたくない」の話をしよう

生きていたくない 生きていたくない。自殺願望に疎い生存主義の読者に説明すると、これは「死にたい」のことだ。しかし、死にたいと言うと、「死ぬ勇気もないくせに」だの「死にたいは生きたいの裏返し」だの訳の分からない厄介な絡みが発生するので、生きて…

なろう風タイトルジェネレータを作った話(作っただけ)

をれをです。大学院の課題でちょっと面白いものを作ったので、ブログで公開したくなりました。出したレポートを公開するのでよかったら見てください。PDFの最後に実際に作ったタイトルがあるから見てほしい。 大学(院)の課題で人間の目に耐えうるものを作…

ちょっとブログを書きたくなった

ちょっとブログを書きたくなった。別にこれといった話題はないけど。そういう日、あるよね〜〜。 近頃ずっと忙しくって、日中よく働いている。その反動で、夜になると貪るようにTwitterをする。Twitterって、お菓子だ。いつも食べていると飽きるけれど、たま…

絶望の起床

絶起。絶望の起床の略。理系の大学生がやたらと使うこの言葉を最近聞かなくなったのは、言葉が廃れたのか、単に自分の周りが歳をとったからだろうか。あるいは、リモートが増えて絶起が減ったということなのかなあ。ぼくが使わなくなった理由は、リモート要…

じゅうがつじゅうはちにち

突然の日記。 今年の十月は暖かくて、半袖短パンで過ごしていたのだが、ここ二日で急に涼しく、いや寒くなって、今日は三枚も着込んでいる。今朝は十度しかなかったらしい。朝、大学へ──じゃない道を歩いていた(サボタージュのため)。剪定された生け垣の切…

人生2

はっきり言って人生はオワコンだ。 第一に苦しすぎる。第二に幸福が無い。第三に納得感に欠ける。理由は百八式まであるが、もう十分だろう。 人生は素晴らしいものだ、といろんな人がいろんな喩えで同じことを言っている。初めて聞いた時はハッとして、真摯…

大学の真実をお伝えします

大学を命からがら逃げ延びたぼくが、大学の嘘を暴き〝真実〟をお伝えします。※一部偏見の強い描写が含まれますので、心の強い方は通読をご遠慮ください。 生きていれば、大学にまつわる通説をたくさん耳にするでしょう。高校教師がよく「大学受験が人生で一…

オンラインの大学は辛い部分だけが残った大学だと思う

オンライン大学の本質は、辛い部分だけが残った大学だと思う。 新型ウイルスが流行した今年度、その大半を自宅のデスクに向かって過ごしていた。分野柄、研究の大部分がコンピュータだけでできてしまうから、必然的にそうなった。そのせいで運動不足がたたっ…

自ら孤立する人たち

午前にどうでもいいツイートみたいな記事を書いた。 要約すると、人付き合いなくてつらいよーっていう話だ(故人の感想)。 これは最近してるツイートみたいなもんなんだけど、たまにこれとセットでしてるツッコミがあった(ツッコミというか自虐?)。だけ…

コロナ一周年記念感謝の自分語りキャンペーン

自害するなら今がチャンス! Go To Travel キャンペーンで天国行きの片道切符が50%OFF!!今ならコロナ特別仕様の遺書がもらえる!! #名大自害サークル で検索!!!!! ※たれながしぶろぐ≒ツイート 年末だし、自分語りしようかと思う。*1 近頃、人生の中…

天気の子のモールス信号について試したことのメモ【ネタバレ注意】

「天気の子」にはモールス信号っぽい音が登場します。それについて解読を試みた)のでそれについて考えたことのメモを残しておきます。大部分が箇条書きです。 はじめに書いておきますが、解読はできませんでした。解読を試みる者の何かのヒントとか、助力に…

【聖地巡礼】テスト明けに名大自害棟へ行ってきた話

自己顕示欲の塊なので聖地巡礼まとめました。 ツイッターへ垂れ流してたやつのまとめ。後日ツイート埋め込みじゃなくてまとめなおす。かも。かも。 物語は試験最終日の昼から始まる(試験は4限) https://twitter.com/lalu_spica/status/102523065903434137…

バンドリ5thライブに行った話⑩ この場所から

二俣新町駅前にデイリーヤマザキがあったので入った。万引き防止、ということで店員に声をかけてからトイレに入った。東京を感じた。 チョココロネがあったので買った。店員がとてつもない早業でレジを済ませてくれたのだが、小銭は落としてるし早口で何言っ…

バンドリ5thライブに行った話⑨ 音粒

前回のポピパライブの部分は冗長になってしまった。反省をして今回はなるべく省略してあっさり書くことにする。とか言ってたらめっちゃ薄っぺらくなったので薄さを楽しんでほしい(適当) あんまり本題には必要ないので読み飛ばしてもらっても差し支えないか…

バンドリ5thライブに行った話⑦ 聖地巡礼編(後半)

さて、江戸川公園で昼食を済ませたはいいが、デブの遺伝子が発現したのか腹が満たされなかった。というわけで、当初の予定には無かったやまぶきベーカリーのモデルの地へ足を運ぶことにした。やまぶきベーカリーのモデルになった地蔵通り商店街の一角には、…

バンドリ5thライブに行った話⑥ 聖地巡礼(前半)

宿を出て茅場町(かやばちょう)駅へ向かった。今日は聖地巡礼をすることにしている。歩いて10分程度だったろうか。向かう途中、湊橋という橋を渡った。幸先良い、気がする。バンドリには湊友希那というキャラクターが存在する。 バンドリに登場するバンド…

バンドリ5thライブに行った話⑤ ベッドから見上げ

会場を出るとそこは外だった。歩くオタクに満たされた道路を見てオタクの国へ迷い込んだのを知った。ここは地球、地上にはオタクがあふれていて、道路はオタクが満たしている。混雑した中を何度か割って入られながら進んでいた。 突然2,3弾の花火があがった…

バンドリ5thライブに行った話④ めくるめくタイムラプス

今回こそダメな人いそう。合わないと思ったらバックスペースでよろしくね。僕はバンドリは好きだよ。でも好き勝手書くからよろしくね。ヒキニートのアニメライブ体験だと思って見てもらえれば。 左右の人がペンライトをチェックしている。自分も取り出そうと…

バンドリ5thライブに行った話③ キボウイキの電車に乗って

武蔵野線と京葉線って区間によっては同じとこ走るんだね。その複雑さのせいか謎の予測変換が出たyo。 乗車してから電光掲示板を見てびっくりした。路線を間違えたかと思って調べたらどうやら冒頭に書いた通りらしい。東京駅→海浜幕張駅の場合は京葉線・武蔵…

バンドリ5thライブに行った話② 見つめるだけでよかった

ーーーーーーーーーーー見つめるだけでよかった ここからはバンドリ方面の方々に見られたら怒られそうな内容だ。怒らないでネそもそも私はライブに行くタイプのオタクではない。リアルの私を知っている人は疑いもしないだろうが、現実世界の私は基本的に静か…

バンドリ5thライブに行った話① 移動時間は-Ewigkeit-

今回は人に見せるというより個人的な感情と出来事を書き留めたメモに近いので、僕の歪んだ感情が見たい人向けになってます。内容の予定は特にないけどライブレポートとかにはならないと思うのでご注意を。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 移動時間は-…