どうもみなさんこんにちは。をれをです。今回は研究室の記事です。電情n期シリーズの後継記事。
攻略指南。正直に言いましょう。たいそうな題をつけました。こないだ学部を卒業したばかりのペーペーが何を言ってるんだという感じではありますが、この目線だからこそ伝えられることもあるでしょう。来年になったらもう一歩上級者の目線で書けるといいなあ。
こういうことって研究室の先輩に聞くのがいいんでしょうけど、コロナ禍だし、まあそうじゃなくても真面目な話をするのってけっこう難しいよね。
というわけで、私の目線からコツや大事なことを書きました。心構え的なものばかりになってしまったので(自己啓発?笑)、次回はもうちょっと具体的なところを書きます。
自己管理
なんか意識高い。今までの記事で書いてることと毛色が違うけど、めちゃめちゃ大事です。
研究室に入ると、いきなり1週間〜2週間単位で放牧されます。裁量が学生側にあるので、やることが曖昧なまま進めてしまいがちです(自己紹介)。曖昧なままやっていると進捗が少なすぎたり、逆に頑張りすぎて休めていなかったりしてうまくいきません。
これを避けるために、作業を「いつまでに」「どの程度」やるのかを明確にしておきましょう。自己管理に時間割くのってはじめは抵抗あると思いますが、これができないとだいたいうまくいかないので、しっかり時間を作って考えるといいです。20時間作業するとして、15分考えるだけならまあよくない?
タスクへの時間配分、必要な質の見極め
工学でありがちなのが、ものを作る方法の研究のはずが、泥臭く成果物のクオリティを上げようとすること(自己紹介2)。
ものを作る方法を明らかにするのが目的なのに、無理にクオリティ上げたって仕方ありませんよね。料理を上達させたいのに、時間かけて盛り付けを微調整してる人がいたら馬鹿みたいでしょ? でもそういうことってけっこうしてしまいがち。
こういう無駄を避けるために、何が大事なのかをしっかり見極めましょう。
研究以外にも通じることですが、大事なことを見極め、どこに妥協点を作るかが大事だと思います。
「このタスクはどこが大事でどれだけ時間をかけるべきか?」
「この勉強はどこをどの程度すべきか?」
「この論文はどこをどの程度読んでおくべきか?」
こういったことを常に考えて作業していかないと泥沼にはまり、寝る時間がなくなります。諦めと怠惰、大事。
自分から質問する積極性
これは言わずもがななんだけど。むずかしいね。できまちぇん。
落ち込まない思考
卒業研究は、だいたいうまくいきません。学部4年というのはクソザコで、その上チンパンなので、教員のテーマが理解できず、教員の助言が理解できず、作業が遅く、そのうえ成果物がお粗末で、発表も意味不明です。
そんなわけで研究のほとんどのステップで指摘を受けるわけなのですが。そこで大事なのが落ち込まないことです。
先程述べたように、学部4年というのはクソザコチンパンゴミナメクジですから、落ち込んでたらキリがありません。週に一度は心を折られ枕を濡らすことでしょう。
でもよく考えてみてください。できないのは当たり前なんです。クソザコナメクジなので。そしてそれは、悪いことではない。
できないのなら直せばいいし、卒業までにできるようになってればいいのです。むしろそのための学生生活。
落ち込む時間を成長に使いましょう。
まあでも、人間なのでやっぱりちょっとは落ち込みます。そういうときは逆に、同期と愚痴って教員をボコボコにしましょう。
(ラボちしき: 研究に対しての指摘は、研究をよりよくするためのものなのでそもそも落ち込むものじゃない。それ以外の指摘は……tsurai.)
体力
根性*1。
*1:作業環境と姿勢でだいぶ改善するかもしれん(諸説)