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電情2期の思い出話とか講義のこととか

どーもこんにちは、電気電子・情報工学科(うんこうんち・じょうほうこうがくか)2年のヲレヲです。今日は電情2期(1年後期)について書きました。電情や工学部1年生の何かの参考にでもなれば幸いです。

 

電情とは

学生を苦しめるために大学がノリと勢いで作った学科。電気電子コースしかないのに「電情」だの名乗っていて意味不明。ただでさえブラックカラーの電気電子が情報系もかじる模様。

 

1年後期の個人的な話とか

後期は諸事情により未履修のものがいくつかあります。講義を切ったものもたくさんあります...。理由の一つは始業の直前まで自動車学校の合宿に行っていたことで、これが意外と体力を奪っていたようです。18日間ぶっ続けで通うのはけっこう疲れました。

また始業後の生活は「1年後期は一番楽(出典:生協)」と半年間ずっと聞いてきた私にとっては全く受け入れられないものでした。これが一番楽だのとふざけるな、大学は自由だ遊べるだのとふざけるなという怒りでいっぱいでした。それに加えて学科選択の後悔などが肉体的負荷と重なって嫌になってしまって、ちょうどそのころ、11月半ばごろだったか、朝の空気が冷えるようになってからはそれをいいことにおふとんにくるまって二度寝1限ブッチを繰り返したのです。

 

 同じような過ちを犯さないためにも全ての電情1年に今伝えておきたいのですが、1年後期は決して楽ではありません。っていうかキツい。前期と変わらないかそれよりキツい。

というかそもそも電情に楽な時期はないらしい。しにたい。永遠の虚無。

 

時間割

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 私の場合はこんな感じです。標準17~19コマ。(微積をとっていないので画像は17コマ)

健スポとか英語の単位次第。

 

だいたいの流れとか

そんなこんなで2期に関してはあまり一般的な体験をできていないのですが、ざっくりと感じていたことを思い出して書いていきます。

 

 

10月

わりと楽。

11月

たぶんきつかった。中間試験とかあった。ブッチしまくった。

後期の戦いはここから始まります。後期は寒さとの戦いです。おふとんがあなたの心をつかんで離しません。誘惑に打ち勝てなければ最後、あなたは24歳学生です

 

12月

とにかく寒い。そこそこきつかった。冬休みまで駆け抜ける月。

 1月〜

寒い。実験が無いのが神。期末。

 

 

まともな感想が無かった。

 

 

科目について

一部受けてない科目はアテになりません。許してください

 

 

 ・第2外国語

1期と同じく教員ガチャ。前期の続きをやるだけで、内容的にはあまり変わりありません。すこし難しくはなるかな。

 

・理系基礎全般

だいたい1期の続き。だから内容的には若干重くなる。

 

微分積分学

うけてない。Because of NITU。受けておくと力学や電磁気学の理解度が高まると思う。

 

線形代数学Ⅱ

あんま授業受けてないけど単に続きをやるはず。情報系では大事らしい。

 

・化学基礎Ⅱ

高校の拡張。覚えることが多い。

 

・力学Ⅱ

前期のつづき。ここの知識は専門の数学や電磁気学と関わってくるものが多かった気がするがあまり定かではない。(だからといって別に適当にやっても困るわけではない)

 

電磁気学

担当講師によってやる内容の振れ幅がかなりあると思う。私は大先生の元でひたすら線積分と面積分と体積分を行った。簡単な人だとクーロンの法則とかほとんど高校の内容しかやらないという話も聞く。どちらにしても電情はそこそこしっかりやっておくといい。電磁気学はⅢまであるし多くの人が落とす科目だ。ただし、電磁気学Ⅱでも同じような内容を拡張して扱うのでそこまで気負う必要はない。

他学科は、まあ、適当でもいいんじゃないですかね...(適当)

 

ちなみに指定教科書がとんでもなくクソ。これ読んでもできるようには全くならないから注意してほしい。

 

 ・物理学実験

 前期のごみごみうんこ化学実験とはうってかわってレポートがその場で終わる・テスト期間前に授業が終わるなど神。1.5単位しかないのが玉に瑕だが、内容としてもそれなりに価値がある授業である。

ちなみに化学実験には存在価値がない。ゼロ。

 

・英語(コミュニケーション)

ぎゅっとeリスニング+教員ガチャ

コミュ障にはめちゃくちゃつらいが、2単位なのでこれを落とすと留年が見えてくる。特に欠席すると来期の単位補充が受けられないので注意しましょう。ぼくのことです。

教員によって内容の振れ幅がかなり大きいらしい。

 

・英語(中級)

ぎゅっとe+英語基礎の発展的内容。5つ程度のパラグラフから成る文章を書く練習(という名目になっている)。割とためになる内容なので勉強したい人は良い講師を選ぶと良い。そうでない人はとにかく楽な人を選ぶと良い。ハズレだと身につかない上に時間を浪費する虚無。

なぜか1単位しかない。ごみ。

 

 ・理系教養

工学部の各分野によった内容のものが開講されてる。同じ分野を取るもよし、違うもよし。ハズレには気を付けて。

 

・線形回路論及び演習(専門)

線形な回路についての科目。要は中学高校で扱ってたような回路について改めて学ぶ。電気回路の基礎。内容的には難しくはないが4割が落ちる地獄設計。詳しくは先輩がたくさん言ってるので下のリンクを見てって欲しい

 

 

twitter.com

 

基本的には1限に講義をやって2限に演習と課題提出という流れになっている。量はそこそこあるけどこれをこなしていれば単位が出る実力はつくと思う。こなせなかったら来年受けよう。2年生になると特別履修となり、中間試験が中間レポートに置き換わるのでアドという説もある。

はじめの授業でやる過渡解の導出(微分方程式とくやつ)は無視しておけばいい。まだ微分方程式の知識が乏しい時にやるものではない。この内容は2年前期の電気回路で扱う。

最後の方のいろんな定理とかは難しいけどあんまりやらなくてもいいと思う。試験にはほとんど出なかった。一応3期の回路でテブナンの定理はちょっとだけ出てきたけど特にいらない。

 

 

・数学1及び演習(専門)

数学1。因数分解と2次関数!

ではなくて常微分方程式。電情の手首を破壊するための講義その1。

ちなみに来期は手首破壊科目が5コマくらいに増殖します。

内容は高校で扱うような簡単なものから難しいものまで。

とにかく前半はこれからの基礎になるのでしっかりやると良い。内容は1次、2次の常微分方程式。これ以降のn次の定数係数の話とかは今後使うか分からないけど試験には出る。

後半は難しくなる。べき級数法・フロベニウス法はある程度意味があるのかもしれないが、ルジャンドルの方程式・ルジャンドル多項式・ベッセルの方程式あたりは難しいし何に使うのかも良くわからないのでさっさと禿げてほしい。つまり後半は禿げる。ルジャンドル・ベッセルは試験に出るのかすら怪しい。(詳しくは過去問マスターに聞いてほしい)

最後の直交関数の話はきちんとやっておくといい。

 

・計算機プログラミング基礎及び演習(専門)

C言語の講義。線形回路の影に隠れているがはっきり言って電情2期の癌。化学実験の生まれ変わり。

役に立たない講義、爆速で駆け抜ける進度、毎週重くなっていく課題、間違いなく2期で一番重たい授業。あまり話題にならないのはおそらく単位認定がかなり甘いからだが、2年前期には続きの講義がある。(こちらも激重ぷんぷん丸だ)

きちんと勉強したい人は絶対に夏休み中に予習をしておくべき。内容は基礎のきから一通りの基礎全部。全部。枕と名高い指定教科書「独習C」のだいたい1ページから300ページくらい。

 

私見だが、基本的に講義を聞く必要はない。むしろ理解の邪魔である。教科書か資料を読んで講義中に課題を終わらせればいい。そして講義中の演習はまともな時間設定をされないので割り切ったほうがよい。具体的にはやらないか、やるものとやらないものを判断した方が良い。全てやろうとすると全く時間が足りない。

 

コミュ力のある人は課題の分からない部分を演習時間中にTAに聞くと爆アド。

中間試験が3回ほどある。

 

 

・健スポ

つかれる

 

 

 

来期はたぶん少しだけ楽になるよ。がんばってね(おわり)

 

 

 

 

 

 

  (追記)電情の2年後期はかつてなく時間割がスカスカだったので1年後期に虚無の底に落ちて落単芸人になってもなんとかなりました